【寄り付き概況】
22日の東京株式市場は買い優勢、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比66円13銭高の2万0413円61銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、3.87ポイント高の1672.61で始まった。
前日の米国株市場ではNYダウが10日ぶりに反落したものの、外国為替市場では1ドル=112円台半ばと円安水準でもみ合っており、全体相場は主力株を中心に引き続き買い意欲は強い。
衆院解散・総選挙の方針が打ち出されたことを背景に先高期待が根強く、買い先行で取引が始まった。金融株や機械など輸出関連株に買いが入っている。
ただ、日経平均は前日までの4日続伸し、この間に約540円の上昇をみせており、目先高値警戒感も意識されるところ。日経平均株価は前日終値を挟んでのもみあい展開が想定される。
寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種前後が高く、値上がり上位に銀行、ガラス土石、空運、その他金融、機械など。値下がりで目立つのは鉄鋼、非鉄、保険など。
個別では、任天堂、KDDI、ANAは堅調。三菱UFJが続伸し、野村、エーザイ、三井不、トヨタ、ブリヂストン、東エレク、コマツなどが反発している。
半面、ソフトバンクG、NTTが売られ、日本郵政はさえない。高島屋、東京海上は軟調。日産自、三井物、アルプスが安い。新日鉄住、住友鉱が下押し、JFEは大幅安になっている。
