【寄り付き概況】
12日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比78円94銭高の2万6524円94銭。
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前日の米国株市場では大型ハイテク株の一群が総じて買われたことでセンチメントが改善し、NYダウなど主要株価指数が揃って続伸した。ナスダック総合株価指数は4日続伸となった。12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を前にインフレ率が鈍化するとの見方が強まったことがマーケット心理を強気に傾けている。
これを受けて東京株式市場でもリスクを取る動きが継続している。日経平均は2万6000円台後半を目指す展開に。ただ、前日まで4日続伸していることで目先やや買い疲れ感もあり、上げ幅は限られる可能性があるだろう。
朝方は100円超上げる場面もあった。日本時間今晩に発表される2022年12月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化するとの見方が広がるなか、米金利は低下基調にある。村田製や東エレクなどのハイテク関連株は軒並み高となっており、指数を支えている。
東証株価指数(TOPIX)は前日比横ばい圏で推移している。
個別では、東電HD、エーザイ、任天堂は下落。半面、みずほFG、日電産、TDKは高い。
