9日午前の日経平均株価は続伸した。午前の終値は前営業日比129円17銭高の2万3843円70銭だった。
東証株価指数(TOPIX)は6.43ポイント高の1886.77と、ともに堅調。
朝方から買いが先行し、日経平均株価は寄り付き直後に2万3952円の高値を付けた。前日までの米国市場では主要株価指数が高値圏で推移したことが日本株の追い風となった。
半導体株や株価指数への影響度が高い値がさ株などが上昇した。造船や不動産が上昇し、パルプ紙や陸運が下落した。
前週末に発表された12月の米雇用統計やISM非製造業景況指数は市場予想に届かなかったが、マイナスの影響は出ていない。市場では「米国の利上げペースを加速させるものではないとの前向きな受け止めになった」と解釈されている。
市場関係者は、日経平均は年初から1000円以上値上がりしており、朝方の買い一巡後は上値の重い展開。「一気に心理的節目の2万4000円を抜ければ上値余地が出てくる」と見ているが、「届かなければ(2万4000円が)目先の上値の目安になりそうだ」と語った。
東証1部の出来高は8億9067万株、売買代金は1兆6039億円。騰落銘柄数は値上がり1075銘柄、値下がり881銘柄、変わらず107銘柄。
業種別株価指数(33業種)では、不動産業、証券・商品先物取引業、電気機器の上昇が目立った一方、パルプ・紙、ゴム製品、輸送用機器などが下落した。
個別では、証券会社が新たに投資判断を「買い」にした三井造船は昨年来高値を更新した。任天堂、ソフトバンクG、ファーストリテ、SBI、野村が買われ、住友不は大幅高。ソニー、日立、日本電産、キヤノンが上伸し、日産自、東エレク、SUMCOは高い。
半面、三菱UFJ、第一生命、KDDI、ヨタが売られ、ブリヂストンはさえない。ダイキンが小安く、王子HDは安い。
東証2部株価指数は前週末比18.10ポイント高の7484.66ポイントと6日続伸した。
値上がり銘柄数は337、値下がり銘柄数は121となった。
個別では、C&Gシステムズがストップ高。JESCOホールディングス、三井金属エンジニアリング、田辺工業、E・Jホールディングスなど45銘柄は昨年来高値を更新。ヤマシナ、マルマエ、杉村倉庫、大和重工、ヒラノテクシードが買われた。
一方、エスビー食品、エヌ・デーソフトウェア、ダイヤモンド電機、アサヒ衛陶、省電舎ホールディングスが売られた。
