米長期金利上昇などを背景に米ドル円は一時110円台。

[概況]

15日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.020円まで上昇し堅調な展開となった。
米10年債利回りが一時3%台まで上昇するなど、米長期金利の上昇を背景に米ドル円は堅調。

一方、クロス円ではトルコリラ円が軟調で、一時24.91円まで下落している。
6月のトルコ大統領選と国会総選挙を控えて、トルコ利上げは難しいとの見方などからトルコリラ売りが先行しているようだ。

現在、欧州時間に入り米ドル円は109.900円付近、トルコリラ円は25.02円付近を推移している。
この後は4月米小売売上高【速報】(予想:前月比0.4% 前回:前月比0.6%)など米経済指標の発表が予定されている。
テクニカル的には米ドル円は下値付近に5日移動平均線(109.595円)や20日移動平均線(109.056円)などが控えており下値サポートとなりそうか。
上限では200日移動平均線(110.174円)などが控えている。

一方、トルコリラ円は上値付近に5日移動平均線(25.40円)や20日移動平均線(26.13円)などが控えており、上値の抵抗帯となる可能性も考えられるため、引き続き上値は重いか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

株ちゃんofficial xはこちら!
目次