米金融緩和長期化観測の浮上で、米ドル円は下落

[概況]

14日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時109.925円まで下落した。パウエル米FRB議長が下院において議会証言を行った。原稿は事前に米国時間の朝方に伝わっっており、内容についてはインフレの加速については一時的との見方を維持し、量的緩和の縮小(テーパリング)については、FRBは開始できるだけの進展には至っていないことが示されていた。

金融緩和の長期化が意識されたことで米長期金利は低下し、日米金利差の縮小により米ドル円は売りが優勢となった。米ドル円は再び110円割れの展開となっているが大台を意識した押し目買いにも期待をしたいところか。
 
 
[提供:AIゴールド証券株式会社]
 

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