米経済指標はマチマチだがドルは110円台を維持

[概況]

NY市場に入り発表された米経済指標(4月住宅建設許可件数と4月鉱工業生産は予想を上回り、4月住宅着工件数と4月設備稼働率は予想を下回る)はマチマチで、ドルは東京市場からの揉み合いが続く中で、NY市場序盤に当日安値110.025円まで下げたが110円は割れなかった。
 
其の後は米国債利回りの上昇などにドルも買われ、NY株式市場が中盤以降上げ幅を拡げるとドル買いも続いて、最後は東京時間に付けた当日高値110.400円に迫る欧米市場高値110.385円まで上昇し、前日比変わらずで引けた。
ドルは110円台後半に乗せる事は出来なかったが110円も割れず大台を維持するなど、ドル高の流れは続いていると見ている。
イランやイスラエル、北朝鮮といった地政学的リスクはあるが、ユーロや円と比べればドルの強さは判り易く、ドル高継続ではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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