【寄り付き概況】
1日寄り付きの日経平均株価は、前営業日比87円33銭高の1万9733円57銭で始まった。
前日の欧州株市場は総じて堅調だったほか、米国株市場でもNYダウ、ナスダック指数ともに高く、国内外機関投資家のリスク許容度の高まりは東京市場にとってもプラスに働いている。
ただ、日本時間今晩に米8月の雇用統計など重要経済指標の発表を控えていることや、前日、前々日と日経平均株価は連騰し280円強水準を切り上げていることもあって、目先利益を確定する動きが上値を重くする可能性がある。外国為替市場で1ドル=110円近辺のもみ合いと円高傾向に振れていることも買い手控え感を助長しそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、繊維を除きほぼ全面高、値上がり上位に石油、その他製品、ゴム製品、鉄鋼、空運など
個別では、ソフトバンクG、ファナック、ファーストリテが買われ、任天堂は大幅続伸。三菱UFJ、三井住友、トヨタ、ホンダは堅調。ANA、東エレク、キーエンス、ソニー、伊藤忠、ブリヂストンなどが上昇している。
半面、第一三共、NTT、KDDI、三菱重は軟調。SUBARUが、日本電産が値を下げている。
225先物はクレディ・HSBC・パリバ・ドイツ・日興・モルスタ・野村が買い越し。
みずほ・シティ・ソジェン・SBI・GS・UBSが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・みずほ・GS・UBS・野村・日興が買い越し。
メリル・バークレイズ・JP・シティが売り越し。
テクニカル的には、インベスターズC(1435)、東洋建(1890)、五洋(1893)、世紀東急(1898)、住電設(1949)、昭和産(2004)、中部飼料(2053)、トラスト・テ(2154)、コシダカ(2157)、ゲオ(2681)、エディオン(2730)、クオール(3034)、ツルハ(3391)、スターティア(3393)、アイカ工(4206)、大倉工(4221)、積水化(4228)、クイック(4318)、ぴあ(4337)、田辺三菱(4508)、神東塗(4615)、アグロカネ(4955)、JCU(4975)、クミアイ(4996)、高周波(5476)、豊和工(6203)、ホソカワミク(6277)、住友重(6302)、日立建(6305)、加藤製作(6390)、マキタ(6586)、EIZO(6737)、マクセル(6810)、オプテックス(6914)、古河電(6937)、エンプラス(6961)、コジマ(7513)、ヒマラヤ(7514)、Uアローズ(7606)、セイコー(8050)、ミツウロコ(8131)、AOKI(8214)、琉球銀(8399)、クロップス(9428)が動兆。
