米株高、円安などを好感、買い優勢スタート

【寄り付き概況】

28日の日経平均株価は前日比131円58銭高の2万398円63銭で寄り付いた。
 
前日の米国株市場ではトランプ大統領が打ち出した税制改正案を好感する格好でNYダウ、ナスダック指数ともに上昇、外国為替市場では1ドル=112円80銭近辺の推移で外部環境は追い風。
 
主力株中心に幅広く買いが入り、日経平均は寄り付きに終値ベースで年初来高値2万397円を上回った。ただ、2万円台前半は利益確定を急ぐ動きも観測され、買い一巡後は上値が重くなる可能性もありそうだ。
安倍首相が午後に衆院を解散するが、選挙を意識した形での全体相場の動向や個別銘柄物色も想定されるところ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、保険、繊維、銀行、証券など。
 
個別では、三菱UFJ、三井住友が値を上げ、東エレク、ソニー、村田製、トヨタ、SUBARU、ホンダが買われ、ソフトバンクG、ファナックの値がさ株も堅調に推移している。リクルートHD、日本郵政、SUMCO、第一生命、東京海上、野村など買われている。
 
半面、ニトリHDが売られ、日産自、スズキは軟調、JT、アステラス薬、三菱電が下げている。
 
本日、ロードスターキャピタル<3482>がマザーズ市場へ上場した。現在、公開価格である1820円に買いが約60万5100株、売りが約31万4500株、差し引きでは約29万600株となっている。
 
 225先物はモルスタ・三菱・ドイツ・ソジェン・アムロが買い越し。
SBI・みずほ・メリル・野村・バークレイズ・松井が売り越し。
TOPIX先物はドイツ・GS・モルスタ・大和・アムロ・野村が買い越し。
メリル・シティ・バークレイズ・パリバ・JPが売り越し。
 
外資系等は、共立メンテ(9616)、ディスコ(6146)、グレイステク(6541)、バイオラックス(5988)、ステラケミ(4109)、ダスキン(4665)、東海カ(5301)、日カーボン(5302)、東レ(3402)、ダイキン(6367)に注目。
 
テクニカル的には、不動テトラ(1813)、鉄建(1815)、三井住友建(1821)、日揮(1963)、学情(2301)、コア(2359)、ライク(2462)、キャンドゥ(2698)、トーメンデバ(2737)、物語(3097)、ユニチカ(3103)、スターマイカ(3230)、GDO(3319)、Fブラザー(3454)、住江織(3501)、アツギ(3529)、∨キューブ(3681)、ティーガイア(3738)、フリービット〈3843)、PCI(3918)、大倉工(4221)、積化成(4228)、T&G(4331)、あすか(4514)、大日塗(4611)、ヤフー(4689)、ITFOR(4743)、東海カ(5301)、日新鋼(5413)、日東精(5957)、ウチヤマ(6059)、巴工業(6309)、千代建(6366)、木村化工(6378)、東芝テック(6588)、GSユアサ(6674)、古河池(6937)、ニチコン(6996)、安永(7271)、ダイトロン(7609)、シークス(7613)、リコー(7753)、タカラトミー(7867)、ニチハ(7943)、ヤマハ(7951)、内田洋(8057)、サンワテク(8137)、加賀電(8154)、福島銀(8562)が動兆。

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