米株軟調受け反落スタート

【寄り付き概況】

21日午前の日経平均株価は、前営業日比39円71銭安の2万2852円01銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、1.66ポイント安の1819.50で始まった。
 
前日のNYダウ、ナスダック指数ともに小幅に安かったが、米金利の上昇に加え外国為替市場では円安が進んでおり、これが主力株中心に追い風となっている。
 
ただ、きょうは日銀の金融政策決定会合の結果が昼ごろに判明、また大引け後に予定される日銀黒田総裁の記者会見に注目が集まり、足もとは利益確定の売りが優勢だ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、石油、保険など。値下がりで目立つのはその他製品、繊維、紙パルプなど。
 
日経平均は2万3000円手前でのもみ合いが続くことが想定される。こう着相場では、値動きを見込む個人投資家の物色の矛先は、IPO銘柄やテーマ物色が活況な中小型株に向かいやすいと考えられる。
 
個別では、三菱UFJ、三井住友の銀行株や、大和証Gが売られ、三井不はさえない。JR西日本、OLC、JALは反落。ファーストリテ、JT、郵船、SUBARU、ソニーも値を下げている。
半面、トヨタ、デンソーが小高く、村田製は続伸している。任天堂は底堅い。オハラ、伊藤忠、JXTG、新日鉄住が買われ、大成建は小反発。NTTも上昇している。
 
225先物は、野村・バークレイズ・JP・クレディが買い越し。
モルスタ・ソジェン・UBSが売り越し。
TOPIX先物はJP・GS・クレディが買い越し。
HSBC・ソジェン・UBS・パリバ・メリル・三菱が売り越し。
 
外資系等は、日立キャピ(8586)、ツクイ(2398)、HIS(9603)、キューピー(2809)、ユニー(8028)、サイゼリア(7581)、∨テク(7717)、サイバーダイン(7779)、西尾レント(9699)、エスペック(6859)、松田産業(7456)、日機装(6378)、オリンパ(7733)に注目。
 
 
テクニカル的には、ALSOK(2331)、セントケア(2374)、双日(2768)、トヨタ紡(3116)、ネクステージ(3186)、セーレン(3569)、東ソー〈4042)、堺化学(4078)、パカライ(4095)、三井化学(4183)、宇部興(4208)、一工薬(4461)、武田(4502)、ニッタゼラ(4977)、JXTG(5020)、日立金(5486)、サンコール(5985)、三浦工(6005)、牧野フ(6135)、豊田織機(6201)、OKK(6205)、レオン自(6272)、新東工(6339)、千代建(6366)、キトー(6409)、竹内製(6432)、日精工(6471)、不二越(6474)、日トムソン(6480)、THK(6481)、日立(6501)、富士電機(6504)、明電舎(6508)、サンケン(6707)、エスペック(6859)、古河池(6937)、東海理化(6995)、サノヤス(7022)、めぶき(7167)、武蔵精密(7220)、小糸製(7276)、愛三工〈7283)、ノジマ(7419)、佐鳥電(7420)、シークス(7613)、山善(8051)、住商(8053)、西華産(8061)、岩谷(8088)、極東貿易〈8093)、三菱UFJ(8306)、三井住友(8316)、スルガ(8358)、京葉(8544)、大和証(8601)、第一生命〈8750)、T&D(8795)、JAL(9201)、やまや(9994)、イーストン(9995)が動兆。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次