米株急反発、円安を受け、348円11銭高

【寄り付き概況】

6日寄付きの日経平均株価は、前営業日比348円11銭高の2万1390円20銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、24.18ポイント高の1718.97で始まった。
前日のNYダウの急反発を好感して買いが先行している。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに大幅上昇している。
 
前日の米国株市場でNYダウが5日ぶりに330ドル強の反発をみせ、ナスダック指数も70ポイントを超える上昇をみせるなど大きく切り返しに転じたことで、足もと投資家の不安心理が後退している。
 
トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムへの関税引き上げについて、新しく公正にNAFTAが署名された場合に限り解除するとツイッターで投稿したことなどが、NAFTAの合意を引き出すための取引である可能性を示唆、これが全体相場の買い戻しにつながった。東京株式市場でもここ売り込まれた主力株中心に広範囲に買い直される格好となっている。
外国為替市場で1ドル=106円台へとドル高・円安方向に振れていることもポジティブに働いている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中全面高で、値上がり上位に 精密機器、鉱業、ガラス土石、電気機器、機械など。
 
個別では、三菱UFJ、三井住友が買いを集め、第一生命、日本郵政もしっかり。任天堂、ファーストリテは高く、ソフトバンクGも堅調。デンソー、ブリヂストン、トヨタ、SUBARUも値上がり。ヤクルトが大量の買いで上伸し、キリンHDも上げている。
半面、大東建託が安く、JT、ニトリHDも軟調となっている。
 
225先物は野村・クレディ・みずほ・三菱・ソジェン・日興・HSBCが買い越し。
JP・アムロ・バークレイズ・メリル・シティ・GS・パリバが売り越し。
週末のメジャーSQを控えて売買枚数は急増。
TOPIX先物はパリバ・HSBC・ソジェン・クレディ・三菱が買い越し。
バークレイズ・モルスタ・GS・野村・JPが売り越し。
 
テクニカル的には、サンエー(2659)、サイバリンク(3693)が動兆。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次