米株安、円高などを受け売り優勢

【寄り付き概況】
 
31日午前の日経平均株価は、前営業日比114円38銭安の2万1897円29銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、7.39ポイント安の1763.45で始まった。
 
前日は売り買い交錯で大引けはかろうじてプラスで引けた日経平均だが、きょうは前日の米株安や外国為替市場で1ドル=113円台前半の円高・ドル安に振れていることなどで、リスク回避の流れが強まっている。
 
下値では日銀のETF買いの思惑や、出遅れた国内機関投資家などの買いが入り、売り一巡後下げ幅は限定的となるとの見方も強い。引き続き企業の好決算期待も全体指数の下支え要因となりそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、値上がりは紙パルプ、その他製品、海運、空運など6業種前後。値下がりで目立つのはゴム製品、保険、銀行など。
 
個別では、米スプリントとTモバイルUSとの経営統合を打ち切ると伝わったソフトバンクグループ <9984> の株価動向が全体指数への影響が大きいだけに注目されている。

225先物は、JP・モルスタ・メリル・アムロ・ドイツ・みずほ・ソジェンが買い越し。
野村・クレディ・大和・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物は、ドイツ・ソジェン・野村・大和・パリバ・クレディ・モルスタが買い越し。JP・アムロ・みずほ・日興・バークレイズが売り越し。
 
テクニカル的には、コムシス(1721)、矢作建(1870)、三晃金(1972)、タケエイ(2151)、WDB(2475)、エレマテック(2715)、ハローズ(2742)、ヨシムラ(2884)、アルコニックス(3036)、DDHD(3073)、大阪工機(3173)、グローバル(3271)、ムゲンエステ(3299)、日本調剤(3341)、一六堂(3366)、イチカワ(3513)、ダイニック(3551)、トーモク(3946)、ラサ工(4022)、テイカ(4027)、信越(4063)、KHネオ(4189)、三洋化(4471)、大日塗(4611)、アルプス技研(4641)、OLC(4661)、ジャスト(4686)、Dガレ(4819)、JCU(4975)、クリエイト(5187)、黒崎播磨(5352)、東邦チタ(5727)、UACJ(5741)、昭和電線(5805)、沖電線(5815)、サンコール(5985)、エラン(6099)、レオン自(6272)、オルガノ(6368)、ツバキナカ(6464)、ユーシン精(6482)、鈴木(6785)、ユニデン(6815)、リオン(6823)、ニチコン(6996)、ティラド(7236)、タチエス(7239)、アズワン(7476)、ゼンショー(7550)、幸楽苑(7554)、アルゴグ(7595)、田中商事(7619)、藤森工業(7917)、東リ(7971)、グローブラ(7990)、菱電商事(8084)、ソーダニッカ(8158)、新生銀(8303)、地銀セクター、いちよし(8624)、鴻池運(9025)、ビジョン(9416)、中部電(9502)、イチネン(9619)、丹青社(9743)、オオバ(9765)、ヤマダ電(9831)、ミロク情(9928)、杉本商事(9932)、ソフトバンク(9984)、イーストン(9995)が動兆。

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