【寄り付き概況】
7日の日経平均株価は前週末比40円44銭高の2万2513円22銭で寄り付いた
東証株価指数(TOPIX)は、2.74ポイント高の1774.26で始まった。
前週末のNYダウが332ドル高と大幅続伸、ナスダック指数も121ポイント高と大きく上昇したことで、東京市場でもリスク許容度が高まった海外投資家などの買いが見込まれる局面にある。
一方で外国為替市場でのドル安・円高がネガティブ材料となっている。
午前9時2分時点で、1ドル=109円台の前半(前週2日終値は1ドル=109円78-79銭)、1ユーロ=130円台の半ば(同131円93-97銭)で取引されている。
自動車や電機セクターには輸出採算改善への期待が後退している。
今週は主力企業の決算発表が相次ぐ中、これを見極めたいとの思惑も様子見気分につながりやすい。
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に石油、鉱業、鉄鋼、海運、その他製品など。
個別では、トヨタが堅調で、ソニーが続伸し、アルプス、東エレクは値を上げている。新日鉄住、JFEの鉄鋼株や、JXTG、国際帝石は買われている。三井住友、マネックスGは強含み。7&iHD、ニトリHD、任天堂も高い。
半面、武田が売られ、JT、KDDI、三菱UFJ、野村は値を下げている。ファナック、キーエンス、キヤノンは軟調となっている。
225先物はメリル・アムロ・ソジェン・日興・クレディが買い越し。
みずほ・SBI・シティ・JPが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・アムロ・モルスタ・立花が買い越し。
みずほ・UBS・パリバ・メリル・ソジェンが売り越し。
外資系等は、ヤマハ(7951)、第一三共(4568)、ブロンコB(3091)、ポーラ(4927)、スタートト(3092)、アドバンテスト(6857)、日立金(5486)、NRI(4307)、IHI(7013)に注目。
テクニカル的には、サンヨーH(1420)、ウェルネット(2428)、スタートト(3092)、丸善(3159)、レンゴー(3941)、タカラバイオ(4974)、新光電工(6967)、良品計画(7453)、ニホンフラ(7820)、レック(7874)、グローブラ(7990)、JPX(8697)、東祥(8920)が動兆。
