米株価指数先物が下げ渋り

【後場寄り付き概況】

26日午後の日経平均株価は、前営業日比388円92銭安の2万0321円99銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、22.64ポイント安の1479.61で始まった。
 
米株価指数先物の時間外取引での下げ渋りや円高の一服感を背景に、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小戻している。ただ、激化する米中貿易摩擦に対する警戒感の根強さは変わらず、反発力は弱い。
外国為替市場では、1ドル=105円40銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調となっている。
 
個別では、ソフトバンクGが下落し、ファーストリテも下押している。任天堂、ソニーが値を下げ、ファナック、キーエンスも安く、安川電、トヨタ、三菱UFJ、三井住友、ZOZOはさえない。
 
半面、三井不、東建物、スズキは底堅い。ディーエヌエー、enishは高値もみ合い。

参加者が限られる中では、個別材料のほか、MSCIやJPX400のリバランスなどの需給面を手掛かりとした物色に向かわせよう。また、ハイテク株についても需給妙味のある銘柄への買い戻しが意識されるだろう。
 

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