[概況]
為替市場は小動きで始まり、日経平均が売られて始まると円買い優勢となり、ドルは昼前に109.425円まで値下りしたが其の後は下げ止まり、109円半ばを回復すると株価の下げ幅縮小にやや円売り優勢となった。
また午前9時30分に発表された豪1月雇用統計は良好な結果となって豪ドルは買われ、78.550円まで上昇したが、正規雇用が前月に引き続いてマイナスとなった事などにより、利益確定の売りが出て直ぐに78円を割り込むまで値下がりし、午後に入ると前日安値77.840円も下抜いた。
東京時間の為替市場はNY市場での動きを引き継ぐ感じで、新たな材料が出ない限り、方向性の出る様な動きは出にくいと見られる。ドルはNY市場待ちではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
