米国株安受け売り優勢

【寄り付き概況】

 
8日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比167円12銭安の2万6380円32銭。
前日の米国株市場では追加経済対策の早期成立への思惑が後退する一方、新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が投資家のセンチメントを悪化させNYダウが反落した。この流れを受けて東京株式市場も前日に続き利益確定の動きが優勢となっている。ただ、米株市場ではテレワーク関連など巣ごもり周辺株が買われ、ナスダック総合指数は続伸し過去最高値を更新している。
 
東京株式市場でもグロース株の多いハイテクセクターの一角には押し目買いが予想され、下げ幅は限定的となりそうだ。週末のメジャーSQ算出を控え、先物主導で不安定な動きも想定される。
 
個別ではトヨタ、日産自の自動車株、三菱UFJ、野村の金融株、武田、アステラス薬の薬品株、ANA、JALの航空株やENEOS、新日本理化も軟調な値動きとなっている。
一方、ソフトバンク、楽天の通信株の一角が含んでいる。

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