15日の米国市場はキング牧師誕生日の祝日で休場となった。
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物 キング牧師生誕記念日のため休場 (1月15日)
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7594.91(-30.02)
15日のFTSE100種総合株価指数は反落し、前週末に比べ30.02ポイント(0.39%)安の7594.91で終えた。一部金融機関が投資判断を引き下げたと伝わった英HSBCホールディングスなど銀行株に売りが膨らみ、指数を下押しした。資本財や素材関連の銘柄にも売りが出た。
FTSEの構成銘柄では、証券会社による目標株価引き下げにより高級衣料のバーバリーは5.72%安と下落幅トップ。オンライン食品販売大手オカド・グループが5.09%安、金融大手ロイズ・バンキング・グループが2.57%安が続いた。賭け屋大手フラッター・エンターテインメントが2.81%高、自動車保険のアドミラル・グループは1.67%高だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 16622.22(-82.34)
15日のドイツ株価指数(DAX)は反落し、前週末比82.34ポイント(0.49%)安の1万6622.22で終えた。欧州中央銀行(ECB)が市場の想定ほど早期には利下げに動かない可能性が意識されたことや、15日のドイツ国債の利回り上昇が投資家心理の重荷となった。消費財やヘルスケア、公益株など、銀行を除く幅広い業種で売りが出た。
個別では、ヘルスケア大手フレゼニウス(3.34%安)や通販大手ザランド(2.88%安)、化粧品大手バイヤスドルフ(2.79%安)が売られた半面、ミュンヘン再保険(1.02%高)や自動車部品大手コンチネンタル(0.99%高)などが買われた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 7411.68(-53.46)
フランスCAC40種指数は0.72%安だった。
前週末の欧州中央銀行(ECB)幹部による早期利下げ観測に対するけん制発言を受け、欧州域内の国債利回りが上昇し、欧州株は下落した。
