米国債利回りの上昇にドル買いが継続して110円台乗せ

[概況]

米国債利回りの上昇に東京市場終盤に110円台に乗せたドルは揉み合いのあと欧州市場中盤に一段高となり、NY市場に入り発表された4月小売売上高は予想通りだったが、5月NY連銀製造業景況指数が予想を上回るとドルは更に上値を伸ばした。
 
そして米国債利回りが2011年7月以来の高値を付けるとドル買いは更に進み、NY株式市場が反落して始まったあとも下げ幅を拡大する中、終盤に当日高値110.465円まで上昇した。
 
其の後も高値圏で揉み合いとなり、最後は前日比+74銭高の110.385円と2月2日以来、およそ3か月半ぶりに110円台に乗せて引けた。ドルはあっさりと110円台に乗せ、引けでも大台を維持するなどドル高の流れは続いていると思うが、このまま上昇を続ける事が出来るかに注目している。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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