米中貿易協議再開の期待から米ドル円は上昇か。

[概況]

29日、東京外国為替市場の米ドル円は一時105.820円まで下落するも、その後106.360円付近まで反発している。
米中貿易摩擦の激化懸念などが残るなか、米10年債利回りが低下し、米2年債利回りを下回る逆イールドカーブ現象が確認された。
これらを受け、米ドル円は弱含む展開となるも、その後中国商務省の報道官が米中は9月の訪米に関して協議しているとの発言内容が報じられ、米中貿易協議再開の期待などから米ドル円は上昇に転じたようだ。
現在、欧州時間に入り米ドル円は106.290円付近で本日の高値圏で推移している。
 
このあとは、第2四半期米GDP【改定】(予想:2.0% 前回:2.1%)など米経済指標の発表が予定されている。
 
テクニカル的には米ドル円はレジスタンスとして意識されてきた20日移動平均線(106.130円)を上抜け切れるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 

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