米中対立の懸念などから円買いが優勢か

[概況]
 
4日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時107.080円まで上昇するも、その後買いは続かず106円台後半まで反落した。
3月米製造業新規受注(予想:前月比-9.7% 結果:前月比-10.3%)など米経済指標の結果が市場の予想値を下回ったことなどに加え、トランプ米大統領が新型コロナウイルスの発生源と考えられる中国に対して罰するための措置を検討していることなどが報じられており、米中対立の懸念などからリスク回避的な動きで円買いが優勢となった。
 
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の雲下限(106.697円)付近が引き続きサポートとなるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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