米中合意期待から米ドル円は上昇か。

[概況]

5日、東京外国為替市場の米ドル円は一時108.985円まで上昇した。米国時間において、11月米ADP民間部門雇用者数(予想:14万人 結果:6.7万人)や11月米ISM非製造業総合指数(予想:54.5 結果:53.9)など米経済指標が市場の予想値を下回ったものの、ブルームバーグ記者のツイートで米中第一段階の貿易合意が近い旨の発言が報じられたことなどを受け、米中協議の進展期待が高まり、米ドル円は買いが優勢。
 
現在、欧州時間に入り米ドル円は108.940円付近で本日の高値圏で推移している。
この後は10月米貿易収支(予想: -487億USD 前回:-525億USD)や米新規失業保険申請件数(予想:21.5万件 前回:21.3万件)など米経済指標の発表が予定されている。
 
テクニカル的には米ドル円は200日移動平均線(108.840円)付近で推移していることから、同線を上抜けきれるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 

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