米ドル円軟調推移継続、一時109.37円。

[概況]

4日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は軟調な展開となった。

先週末の北朝鮮による核実験実施報道が尾を引き上値の重さが残るなか、東京時間の終盤には、韓国報道機関より、北朝鮮がICBM発射準備をしている可能性があるとの報が流れると、一段とリスク回避の地合いが進んだ。

それまで109.80円付近に位置していた米ドル円は、同報道後には109円台前半へと軟化。一時109.370円まで本日安値を更新する格好となった。

短期的なサポートと目された20日移動平均線(109.60円付近)を明確に割れこんでおり、テクニカル的な地合いは、一段と悪化している。

短期的には、先週の本邦上空を北朝鮮ミサイルが通過した際に示現した安値108.250円を試す可能性もあり、注意をしておきたい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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