[概況]
18日の東京外国為替市場は、米ドル円が続落した。米ドル円は序盤こそ112.800円台を推移していたが、中盤は売りが優勢で、一時112.495円まで下落した。
背景には、昨日のNYダウの大幅下落を受け、外国為替市場でリスク回避姿勢が強またことが挙げられる。昨日のNYダウは、中国の景気減速懸念を嫌気し、500ドルを超える下落幅を記録した。この後の米ドル円は、下値を探る動きが落ち着いてくると思われる。
注目イベントのFOMCが控えるからで、外国為替市場は結果を見極めたいとする様子見ムードが次第に広がるのではないだろうか。米ドル円の下値目処としては、一目均衡表の雲の下限112.500円が意識されそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
