[概況]
15日、東京外国為替市場の米ドル円は113円台後半で小動きとなっている。米国時間帯に発表された11月生産者物価指数(予想:前年比9.2% 結果:前年比9.6%)が市場の予想を上回ったことや、米下院において債務上限問題を巡り、上限を2兆5000億ドル引き上げ31兆4000億ドルとする法案が賛成多数で可決したことなどが好感され、米ドル円は113円台後半付近までじり高の展開となった。
ただ、東京時間では米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑などから、米ドル円の値動きは限定的で同水準付近での小幅な値動きとなった。
テクニカル的には米ドル円は20日移動平均線(113.818円)付近では上値が重いことから、引き続き同線付近がレジスタンスとして意識される可能性も考えられそうか。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
