米ドル円は112円台後半で推移、伊経財相の辞任報道を受けユーロ円が軟調。

[概況]

27日、東外国為替市場の米ドル円は一時112.550円まで下落し小幅安となった。米国時間に、米連邦公開市場委員会(FOMC)において、0.25%の米金利の引き上げなどが発表された。

ただし、米利上げについては事前に織り込まれていたことなどからも発表後、材料の出尽くし感などから米ドル円は112円台後半付近でやや売りが優勢となった。
その後、東京時間では、イタリアのトリア経済・財務相が辞意を表明したとの内容が報道されており、クロス円ではユーロ円が一時131.565円まで下落している。また、同報道については政府の広報担当者は否定している。
 
この後は第2四半期米GDP【確報】(予想:年率/前期比4.2% 前回: 年率/前期比4.2%)や、8月耐久財受注【速報】(予想:前月比1.9% 前回:前月比-1.7%)など、米経済指標の発表が幾つか予定されており、結果次第では反転の可能性も考えられそうか。
 

[提供:カネツFX証券株式会社]

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