米ドル円は111円台半ば付近で推移、この後は米国とカナダのNAFTA交渉再開など。

[概況]

5日、東京外国為替市場の米ドル円は仲値にかけて一時111.715円まで上昇し、その後は111.500円付近で推移している。

仲値にかけて、五・十日による輸入企業などの実需により、米ドル買いが見られた。
その後、米ドル円は111円台半ば付近で推移している。

また、前日の欧州時間において、南アフリカの第2四半期GDP(予想:年率/前期比0.6% 結果: 年率/前期比-0.7%)などが発表された。

同指標が市場予想値を下回る結果となったことなどから、南アフリカランド円が一時7.095円まで下落する展開となっている。

この後は、7月米貿易収支(予想:-475億USD 前回:-463億USD)など米経済指標の発表に加え、米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉に関する協議が再開される。

テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の雲上限(111.524円)付近を推移しており、上抜け切れるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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