米ドル円は110円台後半で堅調

[概況]

22日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は110円台後半を中心に堅調推移となった。この日はパウエルFRB議長の米下院における議会証言が行われ市場が注目。質疑応答でパウエル議長は、FRBは予防的に利上げすることはない、不平等を緩和させるためのFRBの最善策は雇用に焦点を当てること、インフレに影響している要因は時間の経過と伴に低下する等の発言を行った。
 
市場の反応は冷静で、一部パウエル議長が資産購入ペースの縮小について明らかにするとの見方からドル買いが先行していた流れを巻き戻す動きも散見された。
 
テクニカル的には米ドル円は下方に位置する5日移動平均線(110.443円)付近で反発していることから、引き続き同線付近がサポートとして意識されるか注目したい。

[提供:AIゴールド証券株式会社]
 

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