米ドル円は110円台半ば付近で上値重い。

[概況]

東京外国為替市場の米ドル円は、仲値公示にかけて一時110.750円まで上昇するも、その後は買いが続かず、110円台半ば付近で上値が重い展開となった。
 
また、クロス円では、豪ドル円が豪雇用統計などの結果を受け、一時88.750円まで上昇したが、その後発表された中国経済指標、8月鉱工業生産(予想:前年比6.6% 結果:前年比6.0%)や8月小売売上高(予想:前年比10.5% 結果:前年比10.1%)などが事前予想値を下回ったことなどを受け、豪ドル円は88.450円付近を推移し上値を抑えられる格好となった。
 
現在、欧州時間に入り米ドル円は110.400円付近を推移、クロス円では豪ドル円が88.430円付近を推移している。この後は、英国中銀政策金利発表や8月米消費者物価指数(予想:前年比1.8% 前回:前年比1.7%)などが注目か。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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