米ドル円は110円台前半推移、この後は石油輸出機構(OPEC)総会などに注目か。

[概況]

22日、東京外国為替市場の米ドル円は米中貿易摩擦などの警戒感から、110円付近では上値が重い推移が続いた。その後、欧米時間に入ると米ドル円は一時110.230円まで上昇し、やや買いが優勢の展開となっている。

現在、米ドル円は110.160円付近で推移。この後は石油輸出機構(OPEC)の総会と非加盟の主要産油国も参加して行われる閣僚級会合が予定されている。

最大産油国であるサウジアラビアが協調減産の緩和を主張している一方、イランやベネズエラが反対姿勢を示しており、増産合意に至るか、見通しは不透明な状況だ。

会合後、原油価格の変動から為替相場への影響なども考えられるため、注意が必要だろう。

また、24日にトルコの大統領選と議会選が同時に行われる。

選挙後、週明けの相場ではトルコ政治情勢の混乱などからトルコリラ円などが乱高下となる可能性も考えられ、ポジションには注意が必要そうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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