[概況]
25日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時110.135円まで上昇した。米長期金利の上昇に伴い、日米金利差の拡大が意識され米ドル円は買いが優勢の展開となった。
ただ、明日から開かれる国際シンポジウム(ジャクソンホール会議)において、パウエル米FRB議長の講演などが予定されており、量的緩和の縮小(テーパリング)への言及など、米金融政策について内容を見極めたいとの思惑もあり上値追いには慎重姿勢となりそうだ。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の雲上限(110.005円)付近での推移となっていることから、同水準をしっかりと上抜け切れるか注目したい。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
