米ドル円は109円台前半で堅調、日銀オペ減額の影響は限定的か。

[概況]

1日、東京外国為替市場の米ドル円は一時109.260円まで上昇し堅調となった。イタリアの政治不安が後退したことなどで円売りが優勢となっているようだ。

また本日、日銀の国債買い入れオペ、残存5年超10年以下を4500億円から4300億円に減額するとの報道を受け、米ドル円は一時108円台後半まで下落する場面も見られたが、影響は限定的であった。
現在、欧州時間に入り米ドル円は109.160円付近を推移している。

この後は米雇用統計の発表が予定されており、なかでも5月米非農業部門雇用者数変化(予想:19.5万件 前回:16.4万件)などの結果には注目か。
テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(108.995円)付近を推移している。
仮に上抜けた場合は、20日移動平均線(109.719円)や200日移動平均線(110.189円)などが控えており、上値の抵抗帯となる可能性が考えられそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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