米ドル円は109円で上値の重さを意識

[概況]
 
25日、欧米時間の外国為替市場において米ドル円は、109円台での上値の重さを意識する展開となった。この日、米国時間の早い段階では、調整の動きがみられていた米株式市場が落ち着きを取り戻しつつあるのを好感しリスク選好のドル買いにドル円は109円台を窺う展開となっていた。
 
その後はFRB当局者が、足元のインフレ指標の高進を認めながらも一時的なものとの見方を示し、米国債利回りが低下したことでドル買いの動きが巻き戻される展開へと変化していった。引けにかけては108.800を中心とする取引に。
 
テクニカル面では、実線が引き続き一目均衡表の雲の上限を割り込む状況。ただ、今週は雲の上限が順次切り下がっていくことから、これを上抜きサポートに変化させられるかが地合い回復のカギとなりそうだ。

[提供:AIゴールド証券株式会社]

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