米ドル円は108円台前半で推移、米中貿易交渉に期待か。

[概況]

  
23日、欧米時間において米ドル円は一時108.300円まで上昇した。ムシューシン米財務長官やライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が来週29日に貿易交渉のため中国を訪問するとの内容が伝わっており、協議の進展期待などから米ドル円は上昇した。
 
また、前日にトランプ米大統領は連邦政府の債務上限の引き上げと、今後2年間で歳出を3200億ドル増やす予算の大枠について与野党で合意したと発表した。米国債のデフォルトなどのリスクを回避したことも米ドル買いを促す材料となっているようだ。テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の基準線及び転換線を上抜けており、雲下限(108.794円)付近まで上値余地が広がる可能性も考えられる。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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