[概況]
12日、東京外国為替市場の米ドル円は106円台後半でもみ合いとなっている。
米国時間に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では米利上げペースの加速を示唆する内容となっていたことなどが米ドル円の買い材料となりそうか。
一方、シリア情勢など地政学的リスクへの警戒感もあり米ドル円は上値が抑えられている。
現在、欧州時間に入り米ドル円は106.930円付近を推移している。
この後は米新規失業保険申請件数(予想:23.0万件 前回:24.2万件)など米経済指標の発表が予定されている。
テクニカル的には米ドル円は上値付近に一目均衡表先行スパン1(雲の下限)107.159円などが控えており上値の抵抗帯となりそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
