米ドル円は106円台前半付近で堅調。

[概況]

4日、東京外国為替市場の米ドル円は一時106.300円まで上昇した。
昨日に発表された米ISM製造業景況指数(予想:51.3 結果:49.1)が好不況の分岐点とされる50を下回ったことなどを受け、米ドル円は一時106円割れの展開となった。
本日、東京時間でも早朝に106円割れを示現したものの、その後はじり高で推移した。
 
その他、クロス円では英ポンド円が一時129.33円まで上昇している。
英下院でEU離脱延期の申請をジョンソン英首相に強制する法案の審議入りに向けた動議が賛成多数で可決されたことなどで、英国のEU離脱延期の可能性などが浮上し英ポンド買いとなっているようだ。
現在、欧州時間に入り米ドル円は106.270円付近、英ポンド円は129.20円付近で両通貨ペア共に本日の高値圏の水準で推移している。
 
この後は7月米貿易収支(予想:-554億USD 前回:-552億USD)など米経済指標の発表が予定されている。
 
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の基準線(106.885円)と転換線(105.595円)の両線に挟まれ往来相場となりそうか。
一方、英ポンド円では上値付近に控える一目均衡表の基準線(129.77円)を上抜け切れるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 

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