[概況]
8日、東京外国為替市場の米ドル円は106円付近では上値が重い展開となった。米国時間に発表された2月米ADP雇用統計(予想:20万人 結果:23.5万人)などが市場予想値を上回ったことなどを受け、米ドル円は106円台前半付近まで上昇した。
東京時間では米ドル円は一時106.220円まで上昇するも、その後は軟調な展開。現在、欧州時間に入り米ドル円は105.980円付近で推移し、やや売りが優勢か。この後は米新規失業保険申請件数(予想:22万件 前回:21万件)など米経済指標発表が予定されている。
テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(106.013円)付近を推移しており、仮に上抜けた場合は20日移動平均線(106.874円)が上値付近に控えている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
