米ドル円は軟調、米中貿易に対する先行き不安か。

[概況]

13日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時108.940円まで下落し軟調な展開となった。トランプ米大統領はニューヨークのエコノミック・クラブの講演において、米中の第1段階の通商合意が間近であることを表明した。ただし合意に至らなかった場合は、中国製品に対して関税を大幅に引き上げると発言したことで、米中貿易に対する先行きの不安感などから米ドル円は軟調となった。
 
テクニカル的には米ドル円は再び200日移動平均線(109.023円)を下抜ける格好となっており、同線が再びレジスタンスとなる可能性も考えられそうだ。一方、下方には20日移動平均線(108.763円)などが控えており、サポートとなるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次