[概況]
11日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は底堅く推移し114円を挟んだレンジ内で取引された。前日発表された10月の米CPIが前年同月比6.2%の上昇となり、約31年ぶりの大幅な伸びを示したことがドルの地合いを支える展開に。FRBの利上げが予想より前倒しされる可能性が意識される状況のようだ。
なお、この日はベテランズデーのため米債券市場が休場だったため動意の幅は限られた。テクニカル面で米ドル円は、一目均衡表の基準線(113.105円)付近で反発していることから、同線付近が引き続きサポートとして意識されるか注目したい。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
