[概況]
14日、欧米時間の外国為替市場の米ドル円は一時110.110円まで上昇した。先週末から米長期金利の低下がひとまず下げ止まり1.49%付近まで上昇したことを受け、日米金利差拡大が意識されると米ドル円は買いが優勢な展開となった。
ただ、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されることから、結果を見極めたいとの思惑などで一方的に持ち高を傾ける動きとは成り難そうだ。
米ドル円はまずは心理的な節目の大台110円台を維持できるか注目したい。仮に下回った場合はテクニカル的には20日移動平均線(109.454円)や一目均衡表の基準線(109.342円)付近がサポートとして意識される可能性が考えられそうか。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
