[概況]
18日、日本時間の外国為替市場において米ドル円は、欧米時間帯の流れを引き継ぎ弱含みの展開となり、106円後半での取引となった。新型コロナウイルス感染では、世界各地で「第2波」への警戒感が地合いを圧迫。
この日は、フロリダ、テキサスなどで新型コロナウイルスの感染拡大が強まったほか、ドイツなどでも集団感染のニュースが報じられており、週末の中国北京での集団感染などと合わせ、世界的に警戒感が広がる格好となっている。
また、北朝鮮を巡る緊張による地政学リスクの高まりもあり、各市場が株安となったことで米ドル円が売られやすい環境に。また、近く出版されるボルトン氏の暴露本の内容によっては、トランプ政権への影響から変動幅が大きくなる可能性もあるため今後の動向には注視していきたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
