米ドル円は利下げ観測から下落か

[概況]

27日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時109.610円まで下落し、上値が重い展開となった。

新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響が懸念されるなか、NYダウは1000ドル超下落するなど、日米欧の主要株価が軟調な基調となっている。

こうしたなか、CMEグループのフェドウオッチによると3月に行われるFOMCにおいてFRBが利下げする確率が96.3%付近まで上昇している。米利下げの可能性が大きく上昇したことで米ドル円は上値が重いようだ。

テクニカル的には米ドル円は上方に控える5日移動平均線(110.109円)付近がレジスタンスとなりそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 

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