[概況]
30日、東京外国為替市場の米ドル円は111円台前半付近で上値が重い展開となった。
本日は月末の5・10日で、仲値付近にかけて米ドル円は上昇し、その後111.170円まで本日の高値を更新した。
高値更新後、米ドル円は111円台前半付近で小動きとなっている。
また本日、日銀は指定した利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」を通告したが、米ドル円の反応は限定的だった。
現在、米ドル円は111.090円付近で推移。この後は6月米中古住宅販売仮契約など米経済指標の発表が予定されている。
テクニカル的には米ドル円は上値付近に一目均衡表基準線(111.268円)などが控えており、上値の抵抗帯となる可能性が考えられそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
