[概況]
12日の東京外国為替市場は、米ドル円が下値から反発する動きを見せた。このところの米ドル円は、世界同時株安を受けたリスク回避の動きが外国為替市場にも波及したことで、一時111円台へ下落するなど軟調基調だった。
しかし、本日は下落に対する反動から買戻しが優勢で下値を切り上げるかたちに。詳しく値動きを見ると、米ドル円は序盤こそ111円台を試す動きだったが、中盤にかけ徐々に買戻しが入る展開で、欧州時間序盤に差し掛かる頃には高値を112.510円まで伸ばすに至った。
この後は、10月米ミシガン大学消費者信頼感指数が注目で、予想を上回る結果であれば、米ドル円は上昇する可能性が高そうか。仮にそうなった場合は、昨日の高値112.550円を上抜けていく展開を期待したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
