[概況]
23日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時114.480円まで上昇した。新型コロナウイルスの変異株オミクロン型の感染により重症化する可能性は低いとの調査結果が相次いで発表されていることや、製薬ファイザーに続きメルクが開発した新型コロナウイルスの飲み薬の緊急使用を米食品医薬品局(FDA)が承認したことなどが好感され、リスク選好の流れで米主要株価は上昇し、米ドル円は買いが優勢の展開となった。
テクニカル的には米ドル円は下方に位置する5日移動平均線(114.143円)付近をサポートに上値追いの展開に期待したい。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
