[概況]
26日、東京外国為替市場の米ドル円は一時113.040円まで上昇したが、その後は反落となった。現在、欧州時間に入り、米ドル円は112.850円付近で軟調に推移している。
この後は米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表や、日米首脳会談などが予定されており、内容を見極めたいとの思惑などから、米ドル売りとなっているようだ。
また、米連邦公開市場委員会(FOMC)では、今年3回目となる米利上げを行う見通しとなっている。
米利上げに関しては織り込まれている模様だが、その後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が注目となりそうだ。同会見においては、今後の米利上げに対する姿勢などに注視したい。テクニカル的には米ドル円は下値付近に5日移動平均線(112.736円)などが控えており、引き続き下値サポートとなるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
