[概況]
8日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.525円まで下落し、軟調な展開となった。米ドル円は夏期休暇ムードのなか、小幅な値動きが続いている。
本日、財務省が発表した国際収支状況速報で6月の経常収支が9346億円黒字となり、07年下半期に次ぐ高水準、リーマン・ショック後では最大となったが、米ドル円の反応は限定的であった。この後、特段注目となる米経済指標の発表などは予定されていない。
テクニカル的には米ドル円は、一目均衡表転換線(110.775円)が上値付近に控えており、上値の抵抗帯となりそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
