[概況]
26日、東京外国為替市場の米ドル円は米中・米欧の貿易摩擦の懸念などから一時109.355円まで下落し小幅安となるも、その後は反発している。現在、欧州時間入り、米ドル円は109.750円付近で推移し、やや買いが優勢か。
この後は6月米リッチモンド連銀製造業指数(予想:15 前回:16)など米経済指標発表のほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁やカプラン米ダラス連銀総裁の講演が予定されている。講演内容では米金融政策に対して年内米利上げペース加速観測などが高まるか注目したい。
テクニカル的には米ドル円は上値付近に20日移動平均線(109.935円)や5日移動平均線(109.940円)などが控えており、上値の抵抗帯となる可能性が考えられる。仮に上抜けた場合、200日移動平均線(110.221)などが控えている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
