[概況]
13日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時109.010円まで下落し軟調な展開となった。米当局がジョンソン&ジョンソン製の新型コロナウイルスのワクチン接種を中断するよう勧告をしたことなどが報じられ、ワクチン普及の期待が後退し、経済正常化が遅れるとの見方が広がったことで、リスク回避的な動きで円が買われたようだ。
また、3月米消費者物価指数(予想:前年比2.5% 結果:前年比2.6%)などが予想値を上回ったことなどで、一時的に米ドル円に買いが入るも値動きは限定的であった。
テクニカル的には米ドル円は引き続き5日移動平均線(109.275円)や一目均衡表の転換線(109.675円)付近が引き続きレジスタンスとして意識される可能性が考えられそうか。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
