[概況]
4日、東京外国為替市場の米ドル円は米中貿易協議の先行き不透明感などから上値は重く108円台半ば付近での推移が続いた。
しかし現在、欧州時間に入ると米ドル円は一時108.800円まで強含んでいる。ブルームバーグ記者のツイッターで米中第一段階の貿易合意が近い旨の発言があったようだ。この後は11月米ADP民間部門雇用者数(予想:13.8万人 前回:12.5万人)や11月米ISM非製造業総合指数(予想:54.5 前回:54.7)など米経済指標の発表が予定されている。
テクニカル的には米ドル円は上値付近に一目均衡表の基準線(108.810円)などが控えており、同線がレジスタンスとなる可能性も考えられる。
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