[概況]
15日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時108.600円まで下落し上値が重い展開となった。3月米小売売上高 (予想:前月比5.5% 結果:前月比9.8%)などが予想を大きく上回る結果となったものの、米長期金利の低下などで日米金利格差が縮小し米ドル円の上値が抑えられた。
また、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は演説で足元の物価上昇などは一時的であるとの見方で慎重な姿勢を示した。
テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(108.974円)や一目均衡表の転換線(109.130円)付近がレジスタンスとして意識される可能性が考えられそうか。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
