[概況]
9日、東京外国為替市場の米ドル円は一時107.785円まで下落し軟調な展開となった。一部の市場関係者の間で本日から2日間開催される米連邦市場委員会(FOMC)において、イールドカーブコントロールについて議論される可能性があるとの思惑などが広がり、米ドル円は売りが優勢となったようだ。
現在、米ドル円は107.930円付近で推移。短期的の材料としてはFOMCで同議論について触れられるのかなどが注目されそうだ。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の基準線(107.923円)付近で推移していることからサポートとなるか注目したい。仮に同線を下抜けた場合は、更に下方に位置する雲上限(107.536円)などを試す展開ななりそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
